![]() 上をクリックするとPDFファイル開きます
貸切バスの新「運賃・料金」が、平成26年(2014年)から国土交通省から公示されました。
これは、平成24年(2012年)4月に発生したツアーバス事故等により貸切バス市場の問題が浮き彫りになり、貸切バスの安全性向上を図る一環として貸切バスの運賃制度が抜本的に見直され、安全と労働環境改善コストを反映した制度となったものです。 改訂内容は、これまでの運用と異なり、バス代の内訳はキロ制運賃と時間制運賃、交替運転士配置料金と、深夜料金、その他の実費と消費税を加算した額が総額となります。 <新運賃のポイント> ★ 「運輸局に届け出た運賃を下回る(以下ではなく未満)運賃を収受することは禁止」 ★ 「運輸局が公示した下限運賃を割らない運賃を届け出た場合には運輸局は審査をしない」 したがって、公示下限運賃が高いということであれば、下限割れで運賃変更の届出をし、原価計算書から安全運行できることが分かれば、国土交通省は、より安い運賃を認めることになります。 グリーントラベルの貸切バスの料金表は、この新運賃の下限料金をベースに料金表を作成しているので、お値打ちなのです。 しかし、料金表を作成する上で、問題が発生いたしました。 問題とは、新運賃制度では、貸切バスを「大型バス」、「中型バス」、「小型バス」の3つに分類している点です。 グリーントラベルの「ミニバス」、「マイクロバス」、「小型サロンバス」は、すべて「小型バス」に分類されるので、 すべて、下限運賃が同じになってしまいます。こんなおかしな話ないですよね。 そこで、グリーントラベルは、愛知運輸支局に、貸切バスの運賃の変更の届け出をしました。 国土交通省が、貸切バス運賃の下限金額を決定して、この運賃以下で販売を禁止するものですが、この運賃では高すぎなので、グリーントラベルは原価計算書を作成して、もっと安く運行出来ることを証明したのです。 グリーントラベル以外の貸切バス業者で、中部運輸局管内(愛知県,三重県,岐阜県,静岡県,福井県)で、届け出をだした会社は、2014年11月30日現在、まだないので、グリーントラベルのマイクロバス・ミニバスは、「合法的」に、現在のところ「最安値」です。 |